■ 会社見学で感じたフレンドリーな雰囲気が入社の決め手に。

「金属フィルターってなんだろう」。就職活動中の合同説明会で会社案内の表紙が目に入り、そう疑問に思ったことがバンテックに興味を持ったきっかけです。調べてみると、金属フィルターは身の回りの様々なものに使用されている重要なパーツだと分かり、さらに興味が湧いたため工場見学に参加することに決めました。入社の決め手となったのは、その会社・工場見学で出会った社長や先輩たちがフレンドリーで、ここなら楽しく働くことができそうだなと感じたから。その印象は入社した今も変わっておらず、風通しの良い環境のなか日々仕事に取り組めています。
現在は、生産技術課金型係に所属して、試作用の金型や、それに伴う治工具（検査器や工具など）の設計・制作などを行っています。金型はCADを使って図面を起こし、それをもとに製作を進めるのですが、金属の性質上どれだけ正確に作っても細かなズレが出てしまいます。何度も何度も調整を繰り返し、正解を見つける作業は大変ですが、その分、完成したときは強い達成感を感じることができます。

■ 失敗よりも挑戦を重んじる社風があるからこそ、成長できる。

金型は生産の要であるため、中途半端なものは作れません。また金型が完成しなければその他の工程が進まないため、納期を守ることも必須です。スピードを上げながら品質を高めていく。トライ&エラーを繰り返しながらコツコツと取り組む根気が、技術課に求められる要素だと感じています。
実は私は学生時代、化学を専攻しており、バンテックの業務に活かせるような勉強はしていませんでした。そんな私がゼロから仕事を覚えることができたのは、なんでも聞ける先輩たちが周りにいたことと、失敗よりも挑戦を重んじる社風があったから。とはいえ、今後はどんどんと後輩も増えていきます。私も早く一人前になり、今の仕事を1人で任せてもらえるようになりたいと思っています。