メッシュの種類について

平織タイプ

織金網の標準的な織方。縦線と横線とが一定の間隔を保ち、1本ずつ相互に交わっています。極めて広範囲わたって使用されています。

綾織タイプ

平織では織りにくい様な比較的ハイメッシュや、網目の割りに線径の太い金網を織る場合などの織方。縦線と横線が一定の間隔を保ち、相互に2本以上ずつ乗り越して交わっています。

平畳織タイプ

畳状に織り上げる織り方。平畳で横線が相接触して並べられています。太い線径で細かいメッシュが得られますので、低圧力下での濾水性に優れるとともに、高圧力下でも抜群の耐久性をもっています。

綾畳タイプ

綾織で、畳状に織り上げる織り方。綾織りで横線が相接触して並べられています。平畳織よりさらに密度を高くできますので、特に高い濾過精度が必要な場合に使用されます。

焼結網タイプ

金網を焼結処理して溶着させたもの。ワイヤーのほつれ防止に使用され、金網を複数枚重ねることで均一で高い濾過粒度を実現。
ご希望のメッシュ加工にて焼結可能です。
※大きさ:100×500mm

金属不織布タイプ

ミクロン単位の金属繊維からなる不織布の焼結体。一般の金網が表面ろ過であるのに対し、内部ろ過の構造をとります。異物捕集だけでなくゲル状の流体の捕集も可能です。
高い気孔率を有しながら1ミクロンからの高い濾過精度、低い圧力損失、耐熱性、耐圧性、耐食性に優れています。
これら金属不織布は生産寿命を延ばし、性能の向上、コストの削減に貢献します。

メッシュフィルターの材質説明

ステンレス(リング/メッシュ)

ステンレスは英語で「stainless steel」といい、直訳するとステンレス鋼となります。ステンレス鋼はさびにくく、加工が容易な材料です。主成分は鉄ですが、表面に酸化皮膜が形成されるため、錆びにくくなってます。ステンレス鋼は鋼材のJIS規格だけでも100種類以上が存在しますが、今回は弊社で主に扱っている鋼材を紹介します。

SUS304……SUS304は18%のCrと8%のNiを含むステンレス鋼で、ステンレスのなかで最も流通している。

SUS316……SUS316は18%のCrと12%のNiを含み、それにモリブデン(Mo)を添加してSUS304より耐食性、耐孔食性をさらに向上させたステンレス鋼である。

SUS304L…SUS304より炭素濃度が低く、耐食性に優れている。SUS304 より高価な材料。

SUS316L…SUS316より炭素濃度が低く、さらに耐食性・耐孔食性に優れている。SUS316より高価な材料。

SUS430…耐食性・強度ともに優れるが、SUS304に劣る。磁性を持つ。SUS304より安価。水回りの製品によく使用されている。

成分表

JIS規格 C Si Mn P S Ni Cr Mo
SUS304 0.08以下 1.00以下 2.00以下 0.045以下 0.03以下 8.00~11.00 18.00~20.00
SUS316 0.08以下 1.00以下 2.00以下 0.045以下 0.03以下 10.00~14.00 16.00~18.00 2.00~3.00
SUS304L 0.03以下 1.00以下 2.00以下 0.45以下 0.3以下 9.00~13.00 18.00~20.00
SUS316L 0.03以下 1.00以下 2.00以下 0.045以下 0.03以下 12.00~16.00 16.00~18.00 2.00~3.00
SUS430 0.12以下 0.75以下 1.00以下 0.04以下 0.03以下 16.00~18.00

ステンレス鋼は一般の鋼と比較して優れた耐食性を有する鋼材ですが、使用環境によっては錆が発生してしまいます。そうしたお客様には、炭素量が少なく、より耐食性の高いSUS403やSUS316Lを提案しております。または、光輝焼鈍処理がございます。

真鍮(黄銅)(リング/メッシュ)

真鍮(黄銅)とは銅と亜鉛の合金で、亜鉛が20%以上のものをいいます。代表的な使用例は5円玉です。
延性に優れ、複雑な形状に加工しやすく、切削加工も容易です。

SuperDyma® (リング)

約11%のアルミニウム、約3%のマグネシウムおよび微量のシリコンを含みます。
耐食性が高く、強アルカリ環境でも良好です。また、後めっきの必要がないため、コストの削減になります。
スーパーダイマ®とは、高耐食性メッキ鋼板で、日本製鉄株式会社の登録商標です。 (製品紹介ページ)

チタン不織布(試作品)

弊社では過去にチタン材の焼結不織布を丸め、溶接に成功した試作実績があります。チタン材の焼結不織布は柔軟性がないため、きれいに丸めること、溶接もまた難しいとされておりますが、弊社では材料にある工夫をすることによってそれらに成功しました。
チタンの特徴
・軽い
アルミニウムほどの軽さではないものの、鉄の2/3、銅の1/2程度の重量である。
・強い
熱に対して非常に強く、885℃の高温を超えると結晶が変化し、熱に強い構造に変わる。
・耐食性に優れる
チタンは耐食性が非常に高く、海水にも強いです。また、酸にも強く溶けにくい材質であることが特徴です。

 光輝焼鈍とは

光輝焼鈍とは、還元性雰囲気の中で加熱・冷却処理をすることで酸化物を還元させる処理方法です。金属等を溶接した際に発生する溶接ヤケは、後の錆の可能性を招いてしまいます。そこで光輝焼鈍することで酸化物を取り除き耐久性を維持させ、機械の性能を保護、また寿命の低下を予防します。また、黒く変色した部分を取り除くことで仕上がりも美しくなります。
弊社ではφ4~φ80まで対応可能です。

光輝焼鈍

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