ISO9001:2008承認頂けました。

2012.03.9

 

2011年下半期からバンテックは、新規製品立上げなどのためお客様の工程監査が続きました。
おかげ様で一つ一つ課題をクリアしお客様に信頼される評価を頂けていると思います。

そして2012年1、2月にも“誰もが知っている名前の企業様”の工程監査があり続いて3月5~6日は、
ISO:9001:2008の更新審査がありました。ISO:9001:2008更新審査とはお客様の工程監査とは
全然違うもので、国際標準に適合しているかの審査です。
ISO:9001:2008の審査で承認いただければ、“バンテックの品質マネジメントシステム”が
国際標準であると認められるとても大事な審査です。

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工場内の審査

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机の上のファイルの数・・いろいろと記録を確認します。

幸いに承認いただけました。これでまた“国際標準を維持している”と認められました。

技術交流展示会

2012.02.24

今回は、先日栃木の宇都宮で開催された、技術交流展示会の写真をアップします。

この展示会では、田切さんと社長の二人で、行ってまいりました!

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展示会場内

限られたスペースに、それぞれ工夫を凝らして、展示をしています。

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バンテックの展示

手づくりの展示版です。

 

 

 

 

こちらは、お取引のある会社様の展示ブースです。↓DSCF5420-1.jpg

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バンテックのフィルターは空調設備によく使用されています。

車のエアコン、家庭用、業務用のエアコンなどです。

でも、分離器とアキュムレーターの違いって?

以前に、「冷えるしくみ」をブログで紹介したことがありました。

「エアコンの仕組み」⇒ http://filteryorozuya.blog6.fc2.com/blog-entry-17.html

ここで、アキュムレーターという言葉が出てくるんですが、(液分離器)とも書いてあります。

アキュムレーター自体は蓄電器的な使い方をするようなのですが、空調システムでは、”分離器”の役割をしています。

ちょっと、混乱してしまいますが、日々是進歩なり!!

 

今年の展望

2012.02.17

栃木では、またまた寒くなって雪がちらつきました。(今は晴れていますけれど)
今年は、早々から支援品の出荷が続いており、製造はフル回転で残業続きです。
みんな、少し疲れ気味???かも。

ここ数カ月にわたり、バンテックはさまざまな展示会に参加してきました。
来月には、岩手の盛岡で行われる震災企業対象の、商談会にも参加いたします。
こちらのサイトにも登録しています!

↓↓↓          ↓↓↓

BMSlogo.png 
”ビジネス・マッチング・ステーション”(無料の会員登録が必要です)

そして、来年1月には米国のダラスにて開催される展示会にも出展予定です!

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↑↑↑        ↑↑↑

これは、まだ今年のが終わったばかりなので、リンクはなしですが。。。
ブースの仮登録も終わっています。

 

中国 旧正月(春節)

2012.02.10

中国の旧正月は、欧米のイースターと同様、その年によって早かったり遅かったりします。

今年は早い年回りのようですね。

今年のチャイニーズ・ニューイヤーは1月23日でした。今年の干支は龍。壬辰(みずのえたつ・じんしん)だそうです。

中国大島金属の工場でも仕事始めには、爆竹を鳴らしたようです。

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爆竹準備中~♪

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着々と、粛々と準備が進められ・・・

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あ、始まりましたね~)^o^(

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あ、あぶな~~~~い!!!

DSC02434.jpgあ、マニュアルなんですね。。。:-(

でも、すごいですね!!これで、邪気払いをして仕事始めなんですね。

Wikipediaには、「一本足の怪物山魈」が春節に人里に下りてくるのを防ぐため、とありました。一本足の怪物ってどんななんでしょうね~。

爆竹は花火と違って音がすごいですよね。(写真では分からないけれど)

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宴の後・・・

まだまだ寒い瀋陽。寒すぎて残業ができないそうです。

栃木もまだまだ寒いですが、そろそろ寒さにも飽きてきたな~、という感じです。

私も中国のお守りをいただきました!! ↓
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なんか、いいことありそ~♪♪(特に根拠なし)

ところで・・・牟総理と張さん、お掃除は誰がしたんですか????

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展示会

2012.01.27

さて、去年の後半よりバンテックは、小さな商談会や展示会に出展をしています。
営業に、去年入ってきた新人の田切さん。増渕さんと並んで、なかなか体力がありそーです。

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そして、二人並ぶと、なかなか兄弟のようでもあります。でも、田切さんは文系で増渕さんは理系。

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この展示会が、二人にとって初めてだったとの事。田切さんは、一日立っているのがつらかったとの事。
増渕さんは、商品説明や用途でうまく説明できなかったなどなど、いろいろと、いい経験になったようです。

この時は、栃木から新幹線で名古屋まで。
田切さんは、記念に、と言って展示会に使用したボードを持って帰ってきました。

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バンテックの看板の下のボードです!

まだまだ、営業は慣れないようですが、この展示会では、2日間で1000人以上の方と交流ができました。
こういった場所で、どんどん経験を積んでいければいいですね~。今年はもっとうまくできるでしょう!

職人技!

2012.01.19

さて、以前にこの写真を掲載したことがありました。

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いつか、この組み立て部品を解体していたいと思っていたのですが・・・

その日がとうとうやってきました!  その写真がこれです!!!

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レシプロコンプレッサーの中に使用されるフィルターです。
日本の経済を支えてきた、こういった職人気質は前回も触れましたが、大変興味のあるところです。
この製品の注文数は、今では少ないのですが、もうずいぶん以前から作っているのだそうです。

今度、この製品を作るところが見られるので、たいへん、楽しみなのです!!

「古きを知り、新しきを知る」 なんか、こんな言葉が聞こえてきそうな製品でした~

圧延機圧延油フィルター物語-Part3-

2012.01.6

ではここで、超ロングなフィルターのお話の続きです。

↓↓↓↓↓         ↓↓↓↓↓

”真っ直ぐに”の要望通りのフィルターの筒の部分ができたわけですが、ここで、もう一つの難関がありました。
それは、筒の中にスプリングを入れることでした。

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約1m長さのステンレスコイル

どうやって、この長い筒の中にほぼ同径のコイル状のスプリングを入れるか?
前任者はどうやって入れていたのだろうか?と、小平課長は考えたのだそうです。

この製品には標準書はなく、どのように作ったか、は、職人さんしか分からなかったのですが、その職人さんは既にリタイアされていて、話を伺うこともできなかったそうです。

ですから、サンプルとして渡された1本のフィルターからしか、情報はなかったのです。
けれど、メーカーさんに頼んで、何本かのストック品を見せてもらったのだそうです。

すると・・・・ そこにヒントがありました。

それは、とても単純な事でしたが、その何本かのフィルターに入っていたコイルには、先端部分に”ツメ”のようなものがあったのでした。

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ツメがないもの                      ツメがあるもの

ここでまた、簡単な治具を作り、楽にコイルを筒の中に入れることができ、これでやっと、量産の目途が立ったのでした。最初に試作依頼を受けてから、約1年近くが経っていました。

このお話はここで終わりますが、日本のものづくりの底辺は、こういった職人気質の仕事によって支えられていたのだな~、と、改めて思いました。

当然バンテックは、この経験を生かし、すべての製造スタッフにこの作業ができるよう、この作業を”標準化”しました。

時代が変われば、”この人でなければ”という仕事は少なくなってくるのかもしれません。

ですが、心意気、や、スピリットは受け継がれるべきものだと思います。

こういった、ものづくりにおける困難を共有することで、”より良いもの”が、出来上がるのではないでしょうか?

圧延機圧延油フィルター物語 -Part2-

2011.12.26

さて、前回からの続きです。

この、1メートルに及ぶフィルターをいかに作るか?

何しろ、20年ほど前の製品のため、標準書はなく、当時の職人さんがどのように作ったのかの資料もほとんどなく、単にサンプルの製品のみ。

まずは、綾織圧延メッシュを”丸め”ることに成功はしたものの、次は溶接です。

弊社は、抵抗溶接に関しては長く携わってきていますが、とにかくこれほど長い物の溶接は、初めてでした。

そこで、実際に溶接をしてわかったことは、最も難しいのが、”真っ直ぐ”にすること、でした。

実は、一つの圧延機にこの手のフィルターが何本も使用されるため、お互いに緩衝してしまってはいけなかったのです。これは、注文をしたメーカーからの要望でした。

真っ直ぐなものを丸めて接合させれば、当然真っ直ぐになる、と考えるのは普通なのでしょうが、実際には真っ直ぐにはできなかった。何故なのか?

外径30mmで長さが900mm (3)
一番左のフィルターは真っ直ぐですが、他の2本は曲がっている。

溶接時の問題なのか、温度なのか。メッシュ自体は支給品であったので、当然溶接に問題があるのではないか、と考えたわけです。

スナップショット 1 (2011-12-23 9-35)

溶接時にも治具を使って、真っ直ぐにスポットしていきます。

この難問を解くカギは、最初の”真っ直ぐなものを・・・”でした。

メッシュはカットをされて支給されていましたので、カットされたメッシュが真っ直ぐではなかったのです。
けれど、ここにたどり着くには様々な試行錯誤がありました。当然、さまざまな事を想定して溶接を試したからこそ、たどり着けた答えでした。
ですから、取引業者の方も、メーカーの担当者の方もわかってくれたのです。
けれど、それで全ての難関をクリアしたわけではありません。 次には何が・・・・?

それは、また次回に♪

圧延機圧延油フィルター物語 -Part1-

2011.12.23

本日は、”ものづくり”の話をしたいと思います。

例えば、この、圧延油フィルター。

014-1.jpg
通常のカメラでは全体像を撮るのも難しい!!くらいに長い。。。

一見、ただ長いだけ、の、ように見えますが、とても長い歴史があります。このフィルターを使っている
圧延機は、今ではもう”古い”タイプのものかもしれませんが、まだまだ使用可能です。

ですが、当時、このフィルターを作っていた職人さんたちが、高齢化のため供給が難しくなってしまったのだそうです。
この圧延機を使用しているメーカーの方が、このフィルターを作れる工場を探していたのだそうですが、なかなか見つからず、バンテックにも声がかかりました。
この圧延機を使用しているメーカーさんは、愛知県にあり、弊社の技術担当の小平課長と営業がお話を伺いに、声をかけてくださった業者の方に会いに行ったところから、バンテックの挑戦が始まりました。

まず、このフィルターの仕様は、長さ約100cm フィルター部分の径が25φ。中にはスプリング上のコイルが補強用に入っています。メッシュは55/60の綾織の圧延。

032-1_20111223164506.jpg
このメッシュがフィルターになります。

ドラバルアセンブリ (3)
圧延機フィルター3D断面図

第一の難関は、まず、このメッシュをシリンダー状に丸めることでした。 55/60の綾畳織のメッシュに圧延加工をしてあるのでかなりの強度です。

また、径が25φなので、どうしても丸めた後の重なり部分が丸くなってくれず、山形になってしまうことでした。

このようなフィルターには、溶接はシームか連続スポットで溶接されるのですが、重なり部分が山形になってしまっていては、溶接をしずらいし、また、形がいびつになってしまいます。

しかし、治具を工夫することで、この問題は解決することができたのだそうです。

スナップショット 1
円形になってます!

さて、この第一の難関を突破した後も次から次へと難関が湧いてきます。

それは、また次回に!!

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